こんにちは、元・夫の浮気カウンセラーのエリです。
浮気は夫婦の問題ですが、そこには浮気相手の存在が見え隠れします。
相手のことを知っている場合はさらに耐え難いもの。
知らないならそれはそれで耐え難い。
私は知りません。
でも、写真を見たことがあります。
まるで恋人のような二人。
まるで、、、ではなく。恋人同士のつもりだったのでしょうけど^^;
私とだってそんなポーズで写真撮ったことありませんよーな感じの。
それを見たときは、
「こんなことできるんだ」と、思いました。
長年一緒にいる私よりも仲が良さそうでしたね。
本当の夫を見た気分。
本当って、どれが本当かはわかりませんが、
私の知らない夫であったことは確かです。
とても楽しそうで幸せそうで、夫の相手は私ではないんだと知りました。
だからか、相手を許せないという感情は私にはありませんでした。
もちろん、良くも思いませんが、負けてるなとは思いました。
顔も身体も若さも、器用さや仕事、楽しむことさえも負けていると。
私に何かあるとしたら、子供がいることでしょうか。
それまで過ごしてきた時間なんて、何の価値もないとも思いました。
(とにかく落ちていますから、何を見ても悪いほうにしか考えられない状況です)
しかし、私は二人目を妊娠中でしたから、
その子供という存在さえ夫と上手くやっていく価値がないのだと思えました。
恋人でいた時間、結婚し夫婦になり、子供を授かり親として生きた時間。
そのすべてが嘘の時間。
夫にとって本物の時間は浮気相手といる時間なのだと思うと消えてしまいたいとも思えましたね。
あの頃は本当に落ち込みすぎていました^^;
もし自分との時間を本物だと思えていたら、それを壊した相手が憎くて許せなかったかもしれません。
しかし私は、その嘘の時間に気づかなかった自分が許せませんでした。
浮気相手は夫に楽しい時間を与えています。
私が与えていたのは楽しいとは反対の時間。
その罰だと。
人にはいろんなタイプがあります。
私みたいに自分を責める人もいます。
浮気されたんだから怒っていいはずなのに、それができない人もいます。
相手と話をするとか、訴えるとか、小心者の私には怖くてできません。
夫にさえもできませんでした。
浮気が発覚した時も、だれにも言えない、浮気をされるのは自分が悪いからだと。
本当はそんなことないんですよ。
そして浮気相手とも関係ない。
夫婦という関係の外に浮気相手はいます。
ただいるだけで、私とはつながっていない。
許せないとか、訴えるとか、そうすることでつながってしまうことのほうが私にはマイナスだと気づいたんです。
もちろん、そう思うかどうかは人によります。
どうすることが正しいとかではなくて、どうすることで自分が救われるのかが重要なんです。
そんな女、私とは関係ない世界で生きていればいいし、
私の人生に関わることのほうが私はもっと嫌。
と、言いつつ、同じ名前を耳にして不快に感じる時点で、関わってしまっているんですけどね^^;
カラーヒーリングと出会ってから、現在から過去にさかのぼっていく夢を見たことがあります。
それまでに出会った人達に感謝の言葉を伝えるのですが、
知らない浮気相手にも感謝を述べました(夢の中で)
でも、夫にだけはありがとうが言えなかったんですよ。
夫婦関係はよくなっていたけど、心の奥では怒っていたんでしょうね。
それからカラーセッションを受け浄化していき、ありがとうと思えるようになりました。
浮気相手であっても、夫にであっても、
許すという感情は一番難しいものです。
今は許すことが難しくても、自分の気持ちを救う考え方はできます。
そのことに気づけるかどうかで、ずいぶんと気持ちは変わるものですよ。